キャスト相模原の運営の特徴
- 疑似プロフィット部門としてグループのコア事業に貢献しており、戦力化に成功しています。 事実上の事務センターとして機能しており、会社設立以降ほとんどの期間でフル稼働を実現しています。 業務依頼元の7割はグループ各社の最前線現場部門で、人事・総務部門からの依頼が非常に少ないことが特徴です。
- 運営の基本理念はダイバーシティ&インクルージョン を忠実に実行する事です。 翻訳やプログラム開発等、数千万円単位の外注費削減、依頼元業務効率化、PJへの強力サポート等、 多種多様な業務で障がい者が活躍しています。
- ニューロダイバーシティの考えの元、ディーセントワーク(働きがいのある人間らしい仕事)を実現しています。 結果、障がいが改善する方が多数います。
- 承認行為を除き、運営における本社の工数負担がほとんどありません。 指導員も契約社員2名のみで運営を行っており、一般的な特例子会社より格段に少ない指導員人員で運営しています。 指導員やメンバーの残業もほとんどなく、運営費が予算オーバーする事もありません。 障がい者職場によくある朝礼・終礼・作業スケジュール作成等も、一部の定型業務を除いて行っていません。
- メンバーの90%以上は精神・発達の方で、50代以上も多数在籍しています。 職場定着率は重視していないにも関わらず、1年定着率は 80%以上です (重度身体x1、知的x1) ※オフィスは (株)スタートライン社が運営する INCLU 内にあり、定着面談等を依頼しています。
- 採用費用ゼロでかつ、最低時給+数円/Hで採用を行っています。学歴・経験は考慮しておらず、例外はありません。 採用・評価はJOB型を基本にメンバーシップ型を取り込んだ複合型で、客観的データを用いた採用・評価を行っています。 業績を上げる担当者には、本社以上の昇給率で昇給させています。
- 職場に無意味な上下関係がありません。フラットな組織で、メンバー間での助け合い、支え合いを重視する職場です。 xx期生という概念が無いため、多様な人材が他のメンバーを尊重しながら多様な業務に関わる事が可能です。
- サテライトオフィスに障がい者25人という環境で、業務切り出しという概念そのものが無いにも関わらず業務に困る事がありません。 月平均40件程度の依頼があり、常に新規業務であふれた職場になっています。
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業務確保の基本は口コミです。営業活動と同様、”買って下さい” という活動より “売って下さい”
という商品をそろえる方が依頼元の食いつきが良くなります。このため
・各部署へのヒアリング、リストアップ、業務切り出し会議⇒ 行っていません
・広報等を通じた各種啓蒙活動、トップによる陣頭指揮⇒ 行っていません
・依頼元 or 現地指導員によるマニュアル作成⇒ 行っていません
※一般的に推奨される業務切り出し手法は、運営管理部門だけでなく、業務を出す側も手間がかかりすぎるため、 キャスト相模原では行っていません。 - 指導員・担当者双方への人材育成制度がありません。業務を通じた実戦経験で成長していきます。 一般的に推奨される人材育成制度はありません。
- 人事評価は業績貢献を軸に行われます。 一般的な障がい者雇用の場で使われている評価指針は使っていません。 評価基準が明確なので、指導員により評価結果がぶれる事もありません。
運営方法を一言で表現すると、障がい者の、障がい者による、障がい者のための運営管理を行っているのが特徴です。



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